車の修理・鈑金塗装

クォーターパネル(リアフェンダー)交換編

いつもお世話になっているモータース様からの板金塗装の依頼です。

毎回確認させていただくのは、

どの様な事故だったか?

どの様な事故かを知ると、現在見えていない凹みや、歪み、事故箇所以外の影響を想像し、車を修理、板金塗装することができます。

今回の事故なのですが、トランクもへこんでいますが、トランクは別事故です。

うまい事、トランクは避けて、後ろから追突という感じでクォーターパネルが折りたたまれてしまっています。

仕事で車を使うからできる限り早く綺麗に修理してほしいという要望でした。

時間をかければ板金塗装で直すこともできると思いますが、早く修理して欲しいとのことですし、他にも小さいとは言えない凹みが多数あるので、この『クォーターパネル(リアフェンダー)』を交換という作業させていただきました。

リアフェンダー交換は実はよくある?  修復歴の有無

東栄自動車ではリアフェンダー交換作業が割と多く、今回だけではなく色々な車のリアフェンダー交換しています。

知らない人も多いかと思いますが、リアフェンダーや、ルーフ、ステップ等のいわゆる、

ねじで取り外すことのできない部分を交換してしまうと修復歴があるとみなされてしまいます。

本当は板金塗装で車を直したいのですが、時間が限られてしまっているので交換させて頂きました。

リアフェンダー交換修理  リアフェンダー取り外し準備編

リアフェンダー交換する前に、リアフェンダーの周りについている部品を分解し、取り外していきます。

  • スライドドア
  • リアバンパー
  • テールランプ
  • タイヤ
  • ガラス

大きい部品はこれくらいです。分解に必要な時間は普通にやれば1時間くらいですかね?

リアフェンダーは『スポット溶接』という方法で鉄板を溶かしてくっついています。そのスポット溶接をドリルで削ればリアフェンダーは取り外すことができます。

スポット溶接はこの丸くなっている所がスポット溶接です。リアフェンダーだけで、80か所位はあると思います。リアフェンダーを取り外す場所にもよりますが、60~70位は削ります。

リアフェンダー交換修理  リアフェンダー取り外し編

スポット溶接を削り、取り外したらこの様な感じになります。意外ですか?想像通りですか?

テールランプを取り付けるテールパネルが事故で中に入ってしまっているので、クランプという洗濯ばさみのデカいやつみたいな部品で挟んで引っ張って元の位置まで戻してあげます。

引っ張り出す場合は、事故よりも大きな力で引っ張らないと出てこないのでとても大変です。

さらに注意しなければならないのは、

リアフェンダーを取り外す位置です

リアフェンダーを付ける時は溶接してつけるのですが、

鉄板を溶かしているのでめちゃくちゃ熱いです

熱で鉄板が変形してしまう事もあるので、できる限り狭く、強度があるところで取り外します

板金屋さんによってそれぞれですので、大きい所で切る板金屋さんもいると思います。インスタとかでたまに見ますが仕上がりはどうなんだろうといつも思います。

塗装する範囲の計算かと思いますが、どっちみち塗装するなら

手間は増えても綺麗に仕上がりよく

自分の為にも、車の為にも、お客様の為にも、この考え方が一番です。

リアフェンダー交換修理  リアフェンダー取り付け編

リアフェンダーを外したら、取り付けです。

新品部品はリアフェンダーそのままで来るので、カットして溶接します。

カットして修理する車に合わせます。カットを失敗すると取り付けができなくなってしまうので、何度も付けたり、外したりして微調整を繰り返します。

ぴったりサイズから1㎜溶接するための『すき間』を空けて、そこを溶接していきます。

この『すき間』が3㎜以上空くと溶接した時に、必要以上の熱が加わるので、歪みや、変形につながります。次の作業の効率が悪くなるのでカット、取り付けはとても重要な作業になります。

リアフェンダーの取り付け場所がしっかり決まったら、外した時に削った『スポット溶接』をしていきます。

カットした部分は、溶接です。

リアフェンダー交換修理  リアフェンダー下地編

ここまで来たら、板金屋さんの仕事は終わりです。後は、会社内の塗装部門へお願いします。

塗装屋さんの仕事は、溶接後に、『パテ』という粘土の様な物で覆って、溶接跡がデコボコしているのをなめらかに元の形に整形します。

この作業が仕上がりにダイレクトに影響してくるので、ここもとても重要な作業です。

とても重要な作業なのに作業に没頭しすぎて写真とるのを忘れました・・・

『パテ』が仕上がれば、『サフェーサー』をリアフェンダー全体に塗装します。

たまに、『サフェーサー』をパテの所だけしか塗装しない板金塗装屋さんがいますが、絶対に『サフェーサー』は塗装しなければなりません。

リアフェンダー交換修理  リアフェンダー塗装編

下地が出来上がったら、次は塗装です。

塗装しない部分はマスキングをします。マスキングも人それぞれでいくつもの方法があります。東栄自動車の場合は、塗装する部分の横は、必ず紙のマスキングをします。昔からそうだったので理由はおそらくですが、塗装の際、エアーで塗料を吹き付けるのですが、塗装時のエアーでビニールシートがバタバタとはためかないように紙のマスキングをしているのだと思います。

はためいたらその分ホコリも撒かれてしまうから出来るだけはためかないように紙を使うのだと思います。

またまた、一人なので塗装中の写真はありませんが塗装後はこれです。

艶もしっかり出てよい感じに仕上がっています。

塗装で一番気を付けなければならない『ホコリ』もほぼ乗らなかったので仕上がりもよいかと思います!

リアフェンダー交換修理  リアフェンダー組立編

塗装後は元通りに組立ていきます。

取り付けの際は、絶対傷をつけないように気を付けて 部品を取り外した順番を思い出し何十本もあるネジや、ボルトを組み付けていきます。

今回の窓は『はめ込み式』なので簡単に取り付け可能でした。

組立、掃除、洗車をしたら元受けのモータース様へ納車です。

一通り確認していただいて、事故とは関係はありませんでしたが、リアスライドドアをピカピカに磨いておいたら見栄えも良くなり大変喜んでいただけました!

作業者としては、この瞬間が一番うれしいですね!

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